2013年6月11日火曜日

ぱんぞうキャッチャー

UFOキャッチャーのようなクレーンゲームは、
WEBゲームとしては、よくある、定番のゲームだ。

ルールもわかりやすいし、親しみもある。
だが、多くのWEBゲーム、スマホのアプリのクレーンゲームは、
アーケードのクレーンゲームの面白さに到底及ばない。

現実のリアルな動きを再現できていないし、面白さも
表現できていない。


クレーンゲームのゲーム化は、無理な話なのか。


このゲームを作った時点では無理だと思った。
すでにあるゲームを2次元でゲーム化して面白いはずがないと。

ましてや当時はshockwave3Dは無なかったし、FlashのBOX2Dも
無かった。自分で物理演算できるスキルも無かった。


そこで、力技、フレームアニメーションの出番だ。
全て手作業で作ったコマアニメだ。
アイテムを取ったあと、アイテムが補充されて元に戻るのが、
その証拠。アイテムがない状態で始めることができない。

だから、アイテムが複雑な動きをすることはない。
アイテムをゲットするか、惜しいか、取れないかの3種類。

物理のシミュレーションではない。
ゲーム風のアニメーション。
物理演算を使うと作者も意図しない動きを作ることができて、
一瞬楽しい気がするが、漫画的な面白さは、出せない。

このゲームは、子供たちに多少楽しんでもらえたようだった。
続編「ぱんぞうキャッチャー2」も好評で今でもかなりのアクセスがある。
リアルさよりも漫画的なアニメーションを選んだことがよかった。


リアルな物理シミュレーションと漫画的なアニメーションを
両立させれば、実際のクレーンゲームを超えた
デジタル・クレーンゲームが作れるだろう。


「ぱんぞうキャッチャー3」は、いつか発表するだろうが、
自分で敷居を上げてしまったので、時間がかかりそうだな。



ゲーム開発ソフト Macromedia Director7


【ゲームの攻略】

・UFOをアイテムの真上に合わせる。

・全種類のアイテムを取る。

それだけ。

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